- アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋(2015年)
- アーサー・ラザフォード氏の甘やかな新婚生活(2017年)
- アーサー・ラザフォード氏の純真なる誓い(2018年)
- アーサー・ラザフォード氏の揺るぎない愛情(2019年)
- アーサー・ラザフォード氏の遅すぎる初恋 番外編(2020年)
著者 名倉和希
イラスト 逆月酒乱
媒体 小説
出版社 フロンティアワークス
レーベル ダリア文庫
紙書籍
電子書籍
あらすじ
高校教師の時広は同僚の男性教師のストーカー行為に悩まされ、退職することに。しばらく自宅を離れたい時広(ときひろ)のもとに、ホテルに滞在しての日本語教師の仕事話が舞い込む。生徒は国際企業の日本支社長に就任したアメリカ人・アーサー。映画俳優ばりの容姿の彼は名うてのプレイボーイでゲイ!彼にとって童顔、純粋な時広は全然食指が動かないタイプだと思っていたのだが――!?
レビュー
面白かった。いっきに全4巻+番外編まで購入。2人は出会ってほどなく両想いになる。たいてい、両想いになった後の内容はつまらないが、このシリーズは次から次にイベントが発生するので飽きない。安心して楽しめる。
ただ、イラストがいただけない。外国人男性は皆同じような顔だし、しかもかっこよくない。ハリーに白熊の面影もない。時広にいたっては、華奢で10代にしか見えない程の幼い容姿であるという描写が何度も出てくるにも関わらず、イラストでは大地と同じような外見だ。筋肉質でがっしりとした体形で描かれているものもある。
話が面白い程、イラストへの拒否反応がでる。
コメント
[…] 表紙の絵の相思相愛っぷりにお腹いっぱいで読むのを避けていた作品。読みたい作品がなくてレビューを見回っていた時に好評だったので読んでみた。名倉先生の作品では竜は将軍に愛でられるシリーズと、アーサー・ラザフォードシリーズが大好きなので、前から気にはなってはいた。読んでみると、先に述べたシリーズまではいかないものの、意外に良かった。一番印象に残ったのが、泰成が参観日で注目を集めたというところ。あんなかっこいいお父さんだったら鼻が高いよな、と思う。物語は、作品名の通りとしか言いようがない(笑)想像通りだったけど、楽しく読めた。 […]