愛の蜜に酔え!

愛の蜜に酔え!

著者 樋口美沙緒
イラスト 街子マドカ
媒体 小説
出版社 白泉社
レーベル 花丸文庫
シリーズ 愛の巣へ落ちろ!
発売日 2012/07/20
価格 ¥648(税抜)  
ISBN 9784592876847

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あらすじ

ロウクラス種シジミチョウ科出身の里久は、絶滅危惧種の為ハイクラス名家でクロオオアリの有賀家に保護されている。管理された生活の中、有賀家の「王」になる綾人だけは里久に優しかったが、綾人が高校に行ってからは会うことも手紙さえも拒否されていた。それでも綾人だけを想い続ける里久は、ある日綾人が病気にかかり治療には自分が必要だと知らされ、綾人の元へ急ぐ。けれど、再会した綾人は別人のように冷たく、「治療」だと称し無理やり里久の体を奪い……。擬人化チックファンタジー再び登場!

レビュー

評価 :5/5。

里久の絶望に次ぐ絶望でいたたまれない状況が続く。一転して、里久が記憶を失い、2年前の誤解が解け、文通が始まり、綾人が関西へ行くにつれ、お互いの歩み寄りからの全世界への盛大な惚気へ(笑)。話の内容や気持ちの変化に全く違和感のないまま読み切った。とくにラストは、ただくっついて終わりっていう、他でよく目にする内容じゃない。最後まで丁寧ってことかな。無知な私には何がどう違うかを明確に理解できていないので表現できないのが悔しい。とにかく途中でも何度も面白さに感激しながら読んだ。「愛の蜜に酔え!」を久しぶりに読み始める前は「テニス選手の話だっけ?」と内容ほぼ忘れていた状態だったが、「あ~、これかなり辛い話だったな」と気づいてからは読むのに気合を入れた。それにしても、このラストは非常にいい。大好き。

コメント

  1. […] この「愛の裁きを受けろ!」も久しぶりに読んだ作品。郁が受けた仕打ちが酷すぎるので、この話の内容はよく覚えていた。改めて読んでみて、何回も泣いた。「愛の蜜に酔え!」では、言葉でなかなか伝えられなかったのに対し、ここでは想いを直球で伝えあっている。特に筆談では、短い文章だからこそ、心にぐっとくる。印象的なシーンとしては、愛し合っているのに別れたこと、次々に繰り出される陶也の愛の言葉、郁と篤郎の子供の時のエピソード、篤郎をかばって「おれ、お兄ちゃんだもの」という郁。全部泣いた。そしてちょいちょい出てくる翼と澄也のエピソードに心温まる。シリーズが進むにつれて、知ってる名前が増えてくるのが嬉しい。 […]

  2. […] 「愛の巣へ落ちろ!」、「愛の蜜に酔え!」、「愛の裁きを受けろ!」の後日談が豊富に収録されてて嬉しかった。ムシシリーズ10周年記念はGoldとSilverがあり、シリーズ一作目から順に掲載されているGoldから読むのがおススメ。翼と澄也のエピソードは今までのシリーズ作品で少しずつ披露されていたので、里久&綾人と郁&陶也のエピソードに歓喜した。とりわけ郁と陶也はお互いに孤独を抱えながら、気遣いながら生きる様に涙した。陶也が一人で泣いている場面、郁の日記。他のカップルと違って、2人だけ、これからも不安と共にある。2人が食事をする場面では、陶也が黙ったので沈黙の中、食事するという描写があった。そう、陶也が話さなければ、すぐ沈黙に包まれる世界。それでも陶也は郁が側にいてくれるだけで最高に幸せだという。陶也が健気に見えるけれど、そんなに幸せで羨ましい。翼も郁も澄也の努力によって長生きができそうで良かった。澄也はこのシリーズ一番の功労者だ。ロウクラスの研究を誰もやりたがらなかったせいでロウクラスの治療の発達が遅れていたことに驚く。澄也一人でバンバン問題が解決していってる。差別がなくなっていくにつれ、澄也に続く研究者が増えることを願う。 […]