愛の在り処をさがせ!

愛の在り処をさがせ!

著者 樋口美沙緒
イラスト 街子マドカ
媒体 小説
出版社 白泉社
レーベル 花丸文庫
シリーズ 愛の巣へ落ちろ!
発売日 2016/11/19
価格 ¥824(税抜)  
ISBN 9784592877448

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あらすじ

ハイクラスの身ながら短命な性モザイクで生まれたナミアゲハ出身の葵は、十八年間空気のように扱われて生きてきた。生きている間に、せめて誰かに必要とされたいと、性モザイクを探していたケルドア公国の大公との縁談を受けることにした葵だったが、葵の役割は、絶滅危機にあるグーティ・サファイア・オーナメンタル・タランチュラの最後の一人、美しくも冷徹な大公シモンと月に七日交わり、跡継ぎをつくることだった。できなければ離縁されると知り、その過酷な条件に心を痛める葵だったが──。

レビュー

評価 :5/5。

子どもは何度も、何度も親に傷つけられても許し続ける――。親を愛していて、愛されたいと願うから。自分は愛されるはずだと信じているから。切ないけど現実だ。

子供時代に愛を渇望し、孤独に耐えるしかなかったからこそ、葵とシモンはお互いを誰よりも理解できる。二人にとっては、親から愛してもらえなかったことは必要だったといえる。どんな辛い経験も幸せにつながっているのかもしれないし、そうでないかもしれない。子供に愛情を注いでも、その子が成長して誰かを追い詰めるかもしれない。何がどう未来につながっているか。

それにしても、葵は不遇な少年時代を過ごしてきたにもかかわらず、まっすぐに育って良かった。翼一家のおかげだろうけど、彼らはこのシリーズで弱者の心のよりどころになってて興味深い。翔も成人したし、翼も元気そうで、澄也の愛の力で性モザイクの寿命を何十年も伸ばしたって凄すぎる。陶也も、シモンも、愛を自覚してからの成長著しい。できる男に愛と目標ができると強いな。

欲を言えば、翼一家以外のキャラクターも登場させてほしいが・・・。早く全作品読んで「ムシシリーズ10th Anniversary」でその後を読みたい。